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躯体業者ってどんな業者?そもそも【躯体】とは?普段あまりなじみのない【躯体】について少しだけ解説

2024年04月25日

GW近し。暖かくなってきました。

だいぶ最近暖かくなってきました。そうです。暖かくなってきて当然ですよ。もうすぐGWですものね!GWはみなさんいろんなところにお出かけすると思います。最近はようやくコロナの自粛ムードも無くなってきて今年のGWはあちこち混雑が予想されているそうですね!かなり世の中戻ってきましたね。そう考えてみますと最近はマスクをしていない人もしている人も比率が半々になってきたように思います。みなさんはマスクする派ですか?しない派ですか?かくいうボクはしない派なんですが電車の中だけは忘れない限り着用しています。基本しない派で人が多い場所ではすかさずポケットから取り出してしているマスク持ち歩き派です。こればかりは気になさる人もまだまだ大勢いますからって思います。さてそれでは話を出先の話に戻しますけど、そのお出かけ先のご当地でも色々な建設現場を目撃することと思います。なんだか作りかけ途中のコンクリート色しかない建設途中の建物。柱とかには漢数字とか寸法らしき記号や数字が描いてある。なんだかつるつるしている面もあればそうでない面もありますし、規則性がない建物の初期状態です。これが最終的に直角並行、清潔で美しい立派な建造物に仕上がっていくんですよね。もちろん内装や外装、つまり仕上げがどんどんされて行きまして電気やら空調設備やら人が生活するのに必要なライフラインが引き込まれて行きます。これは当然と言えば当然ですけど。その作りかけのまだまったくお化粧がされてないすっぴんの建物を指して何というのでしょうか?今回はそこから始めたいと思います。

そもそも【躯体】ってなに?

【躯体】で検索をかける。

「躯体(くたい)」とは、建築物全体を構造的に支える骨組み部分の事で、構造体の事を意味する。具体的には基礎、基礎杭、壁、柱、小屋組、土台、斜材(筋かい等)、床版、屋根板または横架材(梁など)などが該当し、窓や戸、建具などの付属物や設備類は除く。躯体は力を支える構造体に使う材料によって区別される。=建築用語辞書より抜粋=

と上記のように検索してみましたら出てきたのですが、個人的には少しだけ解釈がずれているようにも思います。確かに梁、柱などの構造体は躯体です。しかしながらスラブ(床)や階段や床も壁も、型枠を払(ばら)しただけの状態であればこれらは構造体ではありませんが躯体なのではないでしょうか。フーチングなどの基礎や杭なども躯体ですよね。耐圧盤もそうですしもっと言えば捨てコンクリートも躯体ですよね。

【躯体業者】の自分的な解釈。

個人的に、本当に個人的な解釈ですが書いちゃいます。「躯体業者(くたいぎょうしゃ)」とは、電気業者、設備業者、空調業者、衛生業者、仕上げ業者ではない業者で、かつ建築物の構造体の作成に密接に関わる業者をさします。要は躯体を作る事に関わる職種全てですね。

つまり具体的に。

鳶工、鉄筋工、型枠大工、型枠解体工、左官工、土工、そしてわれらが斫り工、毀し工、などなどが主な躯体業者だと思います。中でも特に躯体三役【鳶、鉄筋、型枠】とか言いますよね。なんか最後になってしまいましたが自分自身が躯体業者であるのかないのかと言う点なんですが、やはりコンクリートの躯体を相手にすることがほとんどですので躯体業者でいいと思います。

最後に。

なんだか自分で書いていながら、いまひとつ混乱してしまって伝えたい事、言いたいことが良くわからなくなってしまったことが伝わっちゃいましたよね(笑)?なんかでもだいたいはこの説明で現場ではあっていると思うんですが書いてるうちに「【解体工】は?【解体屋】は?」とか色々な疑問もわいてきてしまいましたので、このあたりのお話はまた今度とさせて頂こうと思います。最後になりますがこの国の建築と土木は本当に細かく分業化されているので個々の技術力が極めて高いと言われておりますが本当にそれはその通りだと今回書きながらしみじみと感じた次第です。ありがとうございました!

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