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職長教育は資格試験ではない!安全衛生責任者教育との違いや概要とは

2022年12月21日

「職長教育ってどのような資格なの?」
「安全衛生責任者教育との違いは?」
「受講方法と講習費用が知りたい」

建設業で現場のリーダーに就任するには、職長教育の実施が必須です。
本記事では、職長教育についてはもちろん、安全衛生責任者教育についても紹介します。

これから建設業に就職を考えている方や、現役作業員でスキルアップを目指している方は、ぜひご覧ください。

 
橋本組では、解体工事のなかでも大規模建造物の建設で必要とされる「斫り(はつり)工事」を数多く手掛けています。
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職長教育は資格試験ではない!安全衛生責任者教育との違いや概要とは

職長教育とは?資格試験はなく講座受講で修了証が交付

職長教育とは、現場監督を育成するための講習です。
資格試験ではなく、受講すれば修了証が交付されます。

現場監督に就任する際は、必ず講習を受ける必要があります。
なぜなら、講習の実施は安全衛生法第60条によって、義務付けられているためです。

講習を受けずに現場で指揮監督を行うと、労働基準局から是正勧告を受ける可能性があります。
そのため、現場で指揮監督を行う場合は必ず職長教育を受講しましょう。
また、受講するのに特別な条件はなく誰でも受けられます。

業務内容は安心安全な現場環境の構築

職長の主な業務は、次の通りです。

● 現場の安全確保
● 仕事の進行管理
● 作業員への教育 など

職長の主な業務は、作業員の意見を取り入れてスタッフが心身ともに安心して働ける現場の環境づくりです。

講習内容 | 2日で計12時間

労働安全衛生法で定められた職長教育講習には、以下の内容が挙げられます。

● 仕事の手順決め・労働者の配置
● 労働者に対する指導と監督
● 異常時・災害時における措置
● 設備・作業現場の保守管理
● 災害防止についての関心 など

講習は2日間の合計12時間となっており、実技はありません。
修了証を取得後、5年ごとに能力向上のために再教育を受ける必要があるケースも存在します。

 

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安全衛生責任者教育とは?受講資格は特にない

安全衛生責任者教育とは、安全衛生責任者に就任する方が必ず受けなければいけない講習です。
単独での受講はなく、職長教育とのセットになっています。

労働安全衛生法によって、一定数以上の下請事業者が入る作業現場には、必ず安全衛生責任者を配置しなければいけないと定められています。
職長教育と同じで受講資格は特にありません。

業務は各事業所とのパイプ役

安全衛生責任者の業務は、次の通りです。

● 各事業者の安全衛生責任者と連携する
● 統括安全衛生責任者と連携する
● 関係者へ連絡事項を通達する
● 仕事の調整を行う
● 現場の安全を確保する など

安全衛生責任者は、各事業所と方向性をすり合わせたり現場環境を整えたりする重要な役割を担っています。

講習内容 | 2日で計14時間

安全衛生責任者教育の講習には、職長教育講習の内容に次の2点が加わります。

● 安全衛生責任者の職務
● 統括安全衛生管理の進め方

職長教育の講習と同じく、2日間で行い実技はありません。
職長教育との違いは、講習時間が職長教育より2時間長い合計14時間になる点です。
修了証を取得後、5年ごとに能力向上のため再教育を受ける場合がある点も、職長教育と同様です。

受講方法と受講料の相場は以下にある一覧表の通りなので、ぜひ参考にしてください。

受講方法 受講料相場
講習会で受講 約1万5,000~2万1,000円
出張講座会で受講 約1万2,000~1万8,000円
Web講座での受講 約1万5,000~1万8,000円

出張講座では、受講料とは別に出張費が加算される場合があります。

Web講座は時間・場所を選ばず受講できますが、次の環境を満たしていないと修了証がもらえません。

● 講師側がリアルタイムで受講状況を確認できる環境である
● 質疑応答ができる環境である
● 参加者同士のやり取りができる環境である

Web講座で受講する際は、きちんと環境を整えましょう。

職長教育と安全衛生責任者教育は受講対象が違う

職長教育と安全衛生責任者教育は受講対象が違います。

職長教育の受講対象者 ・建設業

・一部の製造業

・ガス業

・電気業

・自動車整備業

・機械修理業

などの業種で指揮監督を行う立場に選ばれた場合

安全衛生責任者教育の受講対象者 建設業や造船業など、複数の下請事業者が入る現場で安全衛生責任者に選ばれた場合

建設業では、職長教育講習と安全衛生責任者講習を、両方とも受講するのが一般的です。
なぜなら、建設業では職長と安全衛生責任者を兼任する場合が多いためです。

講習を受講するメリットには、以下のものが挙げられます。

● 実務経験と知識が豊富であるのを証明できる
● 取引先に信頼してもらえる
● 会社によっては昇給がある
● 現場の改善案を発言できる

指揮監督を行う立場になると、責任も増えますが、その分やりがいを感じられます。

職長を目指すなら株式会社橋本組に就職しよう

職長や安全衛生責任者は、建設現場において不可欠な存在です。
責任重大な立場ですが、その分仕事にやりがいを感じられます。

株式会社橋本組は東京、神奈川を中心に関東全域で斫り解体工事、内装解体を請け負っている会社です。
現在は、事業拡大に伴い現場スタッフを募集しています。

職長・安全衛生責任者を目指している方は、ぜひ弊社で経験を積み仕事の幅を広げてください。

現場仕事が未経験でも、真面目でやる気のある方は積極採用いたします。
丁寧に指導いたしますので、ご安心ください。
当社で働いて共に社会に貢献し、成長していきましょう。

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まとめ

職長・安全衛生責任者は、作業員が働きやすい環境を整える重要な役割を担います。
講座を受講すれば誰でも修了証を取得できるので、建設業でのステップアップを考えている方には最適です。

指揮監督を行う立場に就任すると、責任は大きくなりますが仕事へのやりがいを感じるでしょう。
株式会社橋本組では共に働いてくれるスタッフを募集しているので、お気軽にご相談ください。

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