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斫り工事のやり方とは?解体工事との違いや工事の際の注意点も解説!

2023年04月30日

「斫り工事のやり方がわからない」
「斫り工事ってどのようなもの?」
このようなお悩みを抱えている方は本記事をご覧ください。

本記事では、斫り工事のやり方を主に解説します。
工事の際の注意点も紹介するので、斫り工事のやり方を知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

斫り工事のやり方とは?解体工事との違いや工事の際の注意点も解説!

そもそも斫り工事とは? | 解体工事との違いを解説

斫りとは、コンクリート・アスファルトなどを切ったり削ったり、穴をあけたりする工事です。

「アスファルト・コンクリートなどを壊すのは解体工事じゃないの?」
「解体工事と斫り工事の違いがわからない!」
そう思っている方もいるかもしれません。

解体工事と斫り工事の違いは何でしょうか?

簡潔に解体工事と斫り工事の違いを述べると、範囲に差があります。
大きな範囲の工事をするのが解体工事、小さな範囲の工事をするのが斫り工事です。

解体工事は建物を壊す際などに用いられます。
手作業で金属を削るなどする斫り工事と比較すると、工事の範囲、規模が大きいです。
斫り工事は解体工事の一部として行われる場合があるので、混同しがちな点には気をつけましょう。

斫り工事の種類とは?

「斫り工事はどんなことをするのか?」
「種類によって施工方法の違いはあるのだろうか?」
そう思っている方のために、ここでは行われる工事の種類とその詳細を紹介します。

斫り工事には、大きく分けて3つの種類があります。
具体的には以下の3つです。

・コンクリート斫り工事
・斫りこわし工事
・斫り仕上げ工事

コンクリート斫り工事では、工具を使用して周囲の形を整えます。
建物のドアを作るときなどに行われる工事です

斫りこわし工事は、その名の通りアスファルト・コンクリートなどを壊す作業です。
その場に不要な箇所がある場合に行われます。

斫り仕上げ工事は、施工箇所にデザイン性を持たせる工事です。
表面をたたいたり、削ったりして加工を施します。
それぞれの種類によって、作業の目的が異なります。

【作業道具別】斫り工事のやり方は?

作業道具によって斫り工事のやり方が異なります。
具体的には以下の2つです。

・工具を用いて行う場合
・重機を使用する場合

それぞれどのような方法で行うか解説します。

1.工具を用いて行う場合

一部分を削るなどの細かい作業で、繊細さが求められる場合は工具を用います。
重機よりも工具を用いたほうが小回りが利きやすいので、繊細な作業が可能です。

具体的には、リフォームを行う場合など、周囲を一部削る際に行います。
コンクリートの切断を行う際には、金属製のカッターを使用します。

2.重機を使用する場合

斫り工事は基本的には工具で行いますが、重機で工事をする可能性もゼロではありません。
解体工事と併用して行う場合、工具のみの斫り工事では万が一建物が崩壊すると危険です。

工具で行う斫り工事では危険が伴う場合、重機も使用します。

解体工事で使用されるショベルカーの先端に専用のノミを装着して行われます。
重機の使用は工事内容やその場の現場状況で判断する場合が多いです。

斫り工事を行う際の注意点 | 知らないとトラブルに?

斫り工事を行う際には、注意しておかなければいけない点があります。
斫り工事を行う際の注意点を考慮しないと、近隣の住民の方や業者・クライアント間のトラブルに発展しがちです。

しかし、事前に注意点を把握し、対策を練っておけばトラブルも防げるでしょう。

具体的には以下のような注意点があります。

1.騒音を考慮しているか
2.費用が高くなりすぎていないか

それぞれなぜ注意が必要なのかや、対策法を詳しく解説します。

1.騒音を考慮しているか

アスファルト・コンクリートなどに対して、削るなど直接働きかける際には少なからず音は出てしまいます。
重機で行う場合はもちろん、工具で行う場合にも音は発生します。

そこで問題となるのが、近隣の方との騒音トラブルです。
近隣の方や町内会等に事前に相談をし、工事を行ってもよい期間や時間帯を共有しておくべきでしょう。

近隣の方とよい関係を築いておくと、多少の音が出てしまってもトラブルなく工事を行えます。

音をあまり出さずに工事を行える工具を使うのも手です。
あまりうるさくできない時間帯などは、工具を工夫するなどして工事を行うとよいでしょう。

2.費用が高くなりすぎないか

重機や専用の工具を使用するとなると、費用が高くなってしまいます。
また、騒音対策のための工具なども追加で購入・レンタルをすると、さらに費用がかさみます。

さらに人件費も考えなければいけません。
騒音問題から工事の時間が限定されると、より多くの人員を投じる必要がある場合も出てきます。

事前に見積もりをしておくとよいですが、工事は見積もり通りにいかない場合もあります。
工事には緊急のトラブルや騒音トラブルがつきものです。

見積もっていた期間よりも工事が長引いてしまう場合には、追加で費用がかかってしまいます。
費用面でトラブルにならないためにも、緊急時には追加費用がある点を理解したうえで余裕を持った計画を立てましょう。

まとめ

本記事では、斫り工事のやり方や、工事の際の注意点などを解説しました。
解体工事と間違いやすい斫り工事の、2つの大きな違いは工事範囲の違いでした。
繊細な作業が求められる際には、斫り工事が行われます。

やり方は、工具を使用するのか、重機を使用するのかで異なります。
工事を行う際の注意点を考慮したうえで、工事を行うようにしましょう。

本記事が、工事のやり方を知りたい方の一助になれば幸いです。

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