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今年も来ました!1月のお給料に毎年付与される年末調整還付金!(と、それにまつわる話を少々)
2023年01月07日
例年1月分のお給料に必ず付与される項目があります。それは「年末調整還付金」です。
ウチの会社では税理士さん関与の元で毎月の源泉徴収、社会保険労務士さん関与の元で毎月の社会保険料を源泉しています。
その税金や社会保険料をですね、ちゃんと適正額になるように年末調整をして1月に還付するんです。当然の事ながら、社会保険、厚生年金、雇用保険に加入してるみなさんにとってそれらは大きな控除に該当しますので個人個人の源泉徴収票の発行と一緒に大きな還付があります。ちなみに弊社では、納税も手厚い社会保険も厚生年金も、当然のことながらぜーんぶ会社で完結します。ちょこっとむずかしい話になりましたが、要は「社会保険制度をきちんと守っている会社に在籍していると税金がいっぱい戻ってくるのが1月だねっ」って話です。
お話は少し変わりますが職業選択の自由というのがあります。「社長だけ社会保険。あとは全員個人事業主扱い」とか言う変な文言を結構耳にしますが。みなさん、ちゃんと自分自身で選択して「個人事業主」になっていますか?これからやって来るインボイス制度(政府による、みなし従業員に対しての消費税根こそぎ回収大作戦)、大変じゃないですか?消費税の増税は遅かれ早かれ必ず来ますよ?とりあえずアルバイトで入社してそのまま今に至り自身で確定申告(または何もしない)、国保、国民年金、雇用保険は適用除外、気がつかないまま消費税込みで働いてませんか?みなし従業員とかにいつの間にかなってませんか?
「社会保険料は高額だし手取りが多いほうがいい」って理由だけで個人事業主になってません?
ちなみに今回の還付金一覧表の会社全員の還付総合計額は〇百万円近いです。正直これだけの還付金があるのなら、トータルで考えたら将来的に死ぬまでもらえる倍プッシュ年金(厚生年金)や、大きな医療費がかかる事態に陥ってしまったときに医者代や病院代の上限カンストがある健康保険証(社会保険)の方が絶対に良くないですか?
秘密ですが具体例挙げます。ボクの親戚が糖尿による眼底出血になってしまいました。かなり難しい手術と入院で医療費総額は〇百万円超えでしたが会社の社会保険証を使うので高額医療に該当します。ですので自己負担は上限の7万円。それを超えた残り全額は税金で払われます。以上終わりです。民間の医療保険にも入っているので入院〇日、手術2回で、トータルすると今回の入院で大幅にプラス。ということになりました。
もし制度をあまり意識せずに流れで毎日をやってしまっているなら、一度立ち止まって、冷静に自分の福利厚生を見直してみるのも良いかもしれませんね!