赤羽区民館にて安全大会に参加してきました。｜東京の大規模建造物のはつり工事での求人は株式会社橋本組

2023年01月21日

約三年ぶりに赤羽区民館で開催された髙山工業様の安全大会に参加してきました。どうやら新型コロナの影響で区民館を用いての安全大会の開催も３年越しだったようです。

髙山工業さんの新社長に数年前就任された眞悟さんの安全大会は、動画などを用いた新しい手法と新しい雰囲気の安全大会の印象を受けました。とても素晴らしかったです。

ちなみに動画の内容は２アングルからドラレコのように常時クレーンを撮影し続けていたカメラの映像が編集されたもので、０７（ゼロナナと言って重さは概ね２０トンくらい）を吊った１００トン（かなり大きな移動式クレーン）の倒壊の実際の動画を用いた、誰もがその映像にくぎ付けになる非常に興味深い内容となっておりました。警告灯が「安全」を示す「緑」の状態のまま、アウトリガーも全て完全に張り出した状態で、作業構台の上で朝礼会場のひな壇や看板をめちゃくちゃに破壊しながらひっくり返る１００トンクレーンを見て会場にいる本当に誰もが言葉を失っていました。最後の「これ先日の新宿です」の一言まで会場は静まり返りました。

大成建設の安全部の方が仰っていいたように「作業中に違和感を感じたら、まず作業を【止める】こと」の重要性とその言葉の重みを感じましたね。つまりその感じる違和感こそが「プロの直感」だと思うんです。機械で制御されている故に「例外のシーン」でも緑を示してしまう警告灯よりも、経験を重ねた人間にのみ宿る「六番目の力（第六感）」の優位性を感じました。

こういった安全大会などを良い機会と認識して、更なる安全意識の向上に努めて行こうと一同気持ちを引き締める事が出来たとても素晴らしい大会だっと思います。